1/100 XM-07ビギナ・ギナ

 制作期間 2006年7月〜11月

製作途中写真及び改修点

 

キットをそのまま組んだ状態での印象は

・首が不自然に長い

・胸の幅が広すぎる

・腰が細すぎる

・腰のアーマーが大きすぎ、形も丸っこい

・下半身が細く安定感が無い感じがする

・足の裾のバーニアが大きすぎ&横を向いている

などといった感じだった。

自分はガンダムF91の映像を全く見た事が無いので、ビギナギナというMSの情報はキットの箱絵や説明書から得るしかないのだが、原作を知らないのをいい事に、「自分がかっこいい」と思うスタイルにする事にした。

例えば、原作で足の裾に横を向いている大きいバーニアがあるのはかっこ悪いと思ったので、MS-06R風に下向きに一回り小さいバーニアを付けたりしてみたり。

 

全体的なスタイル改造としては、上半身、特に胸が幅広で下半身が細い印象があるので、改善する方向で進めて行った。

だが、胸を幅詰めするのは、色々と大変そうだったのでいじらず、下半身をボリュームアップする事にした。

あと本当は腰もボリュームアップしたかったが、腰アーマーの可動が制限されてしまうのであきらめて、本来収縮色の黒で塗装する所を膨張色であるシルバーで塗装して、見た目を太く見えるようにごまかした。

 

塗装はシルバー部分はシルバー、本来パープルの部分はクリアレッドとクリアブルーの塗り重ねでパープルになるはずが、なんだか茶色っぽくなってしまった。また額の紋章はキットではシールを貼る事になっているが、それもあんまりオモチャっぽいので塗装した。が、設定どおりの塗り分けは無理だったので妥協している。仕上はツヤありクリアー。

デカールはキット付属の物は使用せず、市販のデカールからチョイス。

 

 

・首の長さを数ミリ短縮して、顔が埋もれるような感じに変更。

・肩と首の横の動力パイプはキットでは軟質素材だが、スプリングパイプに変更。

・肩アーマー裏はキットでは段差のモールドがあるだけだったのをプラ板でフィン状の物を製作。

 

 

 

・肘アーマーの裏が丸見えなのでプラ板でカバーを製作。

 

・腰フロントアーマーは曲線的なデザインだったのをプラ板とエポパテで直線的なデザインにして、シャープなイメージに変更。

・フロントアーマーのスラスターは削り取り、市販品を接着した。

・チンコアーマーに1ミリプラ板を貼り、厚み増し。

・腰ブロックを1ミリプラ板3枚で下方向に長さ変更し、足の取り付け位置を3ミリ下げ脚長に見えるように。

・写真は無いが、サイドアーマーもフロントに合うようにカットして短縮。

 

 

・太股をプラ板で1ミリ幅増し。

・靴部分をプラ板で1ミリ幅増し。

・足の甲部分のアーマーをスプリング接続に変更。

・足の裾部分のバーニアは大きすぎるので少し小さい市販品に変更、向きも横向きから下向きに変更。

・爪先の小さいバーニアモールドは削り取り、モビルパイプを埋め込んだ。

 

・ふくらはぎ部分の3連バーニアは噴射口をくり抜き、プラ板でフィンを製作し、後ハメ加工し、塗装後に接着。